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2004年09月17日

CGセミナー 2日目

NPR, ヴィジュアリゼーション, インタラクション, キャラクタアニメーションetc.

うちの教授がNPRを話していたが、略歴など改めて聴いてやはりすごい人なんだなぁと。。。
講義が終ったあとの質問も一番多くてすごい人気があるというのも驚く。
たしかに面白いんだよね。最近の3Dゲームなんてほとんどトゥーンシェイディングだし、映画も表現技法としてNPRが多く使われている気がする。定義が曖昧なんでなんともいえないが。Non-PhotoRealistic Rendering。CGといえば現実味のあるリアルな映像というイメージが強いかもしれないが、CGは必ずしもリアルさを求めるためにあるわけではない。絵画的な表現を模倣したり、3Dデータから特徴強調したイラストを作り出したりとCGの可能性はまだまだ大きい。しかし、定量的な評価が難しいため研究としての評価を得るのは難しい。視覚特性を考慮うんぬん言っても、逆に表現の幅をせばめてしまう可能性もある。
そんなことをいつまにか卒論でやることになっているので、そのうちその話でもまとめようか・・・

ヴィジュアリゼーションというのは、日本語で言うと可視化。たとえば竜巻の情報を人にとってわかりやすいCGにおきかえたり、人体の内部をCGにしたり。
インタラクションというのは、生成されたCGをどう扱うか(?)みたいなこと。例えば対話的な操作、GUIから実世界指向インターフェースまで。VR、ディスプレイ、デバイスといったとこまで含めてインタラクション。Inter Action。
キャラアニメはそのままですな。キーフレームからモーションキャプチャ、物理シミュレーションから群集の人工知能まで。
とにかくCGといってもその範囲は広い。はっきりいってわけわからないことも多かったけど、網羅的に講演を受けるのもかなり刺激になってよかったです。

投稿者 toki : 2004年09月17日 22:17

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