先日書いたとおり、朝まで飲んだ後、仮眠をとった程度で新宿に買い物やら、田園調布に自転車で行ったりやらしてたのだが、疲労感はたまったものその夜も映画編集のため朝まで起きていたのだ。（といってもほとんど集中力もなく、本やWebをあさったりしていた）
その後、時々目が覚めるものの、日が暮れるまで眠りについていた。
まさに白昼夢というにふさわしく、内閣府・科学技術・気象庁・左や右・クーデタ・・・などと訳のわからぬ数々の言葉の映像世界に耽る。
目を覚まし、作業を続けるも、すぐに飽き、携帯の電子書籍とやらで太宰治の「人間失格」を読む。そんな風に荒んでいるときに読んだものだから、つい朝までには読み終わり、その世界に浸っていた。
なんとなくひっかかったのが、幼少から自らを欺き全てに数段階のフィルタをかけたような視点が、心中に失敗したあたりから、妙に人間くさくなりすぎてる感じ。凄惨さに対する感情が率直すぎる。思考が停止していく様でもあるようだが、全体を通し一つの手記としてみるなら、もっと人間を人間としてみない視点で行ってほしかった気もする。。。などと適当なことを言ってみたけど、改めてすごい作品だなと思いましたとさ。上手くいえないけど、暗いだけでなくユーモアも溢れていて読みやすい。ブラックってだけじゃなくね。んで、タナトスの掃き溜めみたいで爽快でもある。
てか、ネットで普通に読めるのね。http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/301_14912.html
今日は久々に研究室・・・かな。。。